石州和紙の里 ~島根県浜田市三隅町の自然の宝物~
島根県西部地方は、古代より石見の国(別称、石州)とも呼ばれ、この地の自然豊かな環境で長く育まれてきたのが、石州和紙です。
石州和紙は、楮、三椏、雁皮の皮を原料に作る紙で、中でも地元産楮を原料にこの地に伝わる「竹簀による流し漉き」技法で作られる紙を「石州半紙」と言います。 強靭で光沢があり水にも強い特徴があり、何百年の保存にも耐える紙です。
ユネスコ無形文化遺産登録
2014年11月27日(現地26日)、石州半紙、本美濃紙、細川紙の手漉和紙技術が「和紙:日本の手漉和紙技術」としてユネスコ無形文化遺産に登録されました。